勿論目当ては、『ニッカウヰスキー余市蒸留所』の見学＆試飲。
あいにくの雨の中、工場に行く。
ガイドさんの案内で、主な施設を見学。
ポットスティルにしめ縄が飾ってあるところが、いかにも日本的だったりする。
その後、ウイスキー博物館へ。
ウイスキー館とニッカ館からなるこの建物。なかなか見応えがあります。
ウイスキー館の奥には、『ウイスキー倶楽部』と言う、どう見てもＢＡＲじゃんってコーナーが。
ここで「シングルカスク１０年」が１杯無料試飲できます。(１５ml位か)
その後見学は続き、ゲストハウスの２階でも、試飲があったのだが、無視して再びウイスキー倶楽部に戻り、
「キーモルト余市12年“Peaty＆Salty”」(少なめの１ショットが400円)と、
「シングルカスク25年」(同じく900円)を飲む。
“Peaty＆Salty”は、以前『ＢｉｒｔｈＬａｎｄ』で初めて飲んで、 日本にもこんな力強いモルトがあるのかと感心した逸品。
またシングルカスク２５年は、シェリー樽の樽香と熟成されこなれた味とが渾然一体となり締めの１杯には最高の逸品。
お土産には、予算の関係で(一寸ケチったのが残念)シングルカスク１０年、と１５年(各１７０ml)。
・・・合計５３００円は高いっ！！と思いつつも、家に帰って飲んだら、やっぱり美味かったので、まぁいいか。
右がシングルカスク１０年(６４度)。左が１５年(６３度)。１５年はシェリー樽熟成なので、色も濃いのが特徴。
翌日、札幌の『カプリス』(南３西５三条美松ビル４Ｆ)へ飲みに行ったおり、
オーナーバーテンダーの萱場氏が、「今日余市に行って来たんですよ。」
私「私は昨日行って来たんですよ。」ってな話になり、私がラスティ・ネイルを注文したら、
萱場氏「あのPeaty＆Saltyでラスティ・ネイル作ると、面白いと思うな。」 てなことを言ってたりした。
結構、バーテンダー諸氏も余市には行かれているようで・・・。とにかく良いところです。
P.S.
表題「♪余市の里は〜眠りの里よ〜♪」は、随分昔に流れていたニッカのＣＭソングの一節だと思うのですが。
誰が歌っていたのか、思い出せません。
P.S.2
先日、地元に近い『時代屋溝の口店』で、偶然Peaty＆Saltyを発見。
ラスティ・ネイルを作ってもらった。
想像したとおり、いや想像をはるかに超え美味であった。
このカクテルは、”錆びていない！！”。実に力強いラスティ・ネイルであった。