メジャーカップとは 材料の計量に用いる。 金属製で、上下に大小のカップがつく。 カップのサイズは色々あるが、小さい方が３０ml、大きい方が４５mlのものが使いやすい。ここではこのサイズのカップで説明する。 ※上記サイズが使いやすい理由 　一般にショートカクテルの場合、グラスの容積はおよそ９０ml。それに８〜９分まで注ぐとしてその体積は約７０ml。シェイクやステアにより氷の溶ける分を約１０ml(プロでもこの位。素人だと・・・もっと？)とすると、材料の総計を６０mlと考える事ができる。個々の材料は１０〜５０ml程度になるので、上記カップで一度に計ることができる。 （例えば同じ材料・・ジン等を４５ml計る場合に小さい(１５ml)カップを使うと３回に分けることになる。これでは時間がかかる。） 計量の実際 　材料の体積はおよそ次のようにして量る。 １０ml 小カップ１／３ ※１／３、１／２等と言ってもカップの深さではない。(何故ならカップは円錐形。)そこで、料理用の計量カップや計量スプーンで計ったものをメジャーカップに移し、どの程度になるのかを確認しておくと良い。 １５ml 小カップ１／２ ２０ml 小カップ２／３ ３０ml 小カップ１杯 ４０ml 大カップ１杯弱 ５０ml 大カップ１杯と少しまたは、小カップ１杯と２／３ ６０ml 小カップ２杯 カップの持ち方 　左手の中指を外側に、人差し指を内側にしてカップをはさむ。(写真) 材料の注ぎ方 　手首を回して(はさんでいる指は動かさない)グラスなどに入れる。(写真) 注ぎ終わるときには手首は完全に外側にひねった状態になっている。 　実際には、カップの持ち方、注ぎ方は自由です。 自分のやりやすい方法で構いません。 それよりも、一つのカクテルを作ったら、その都度メジャーカップを洗い、水気を切っておくと良いでしょう。